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生産量日本一を誇るアルストロメリア、上伊那オリジナル品種が中心のトルコギキョウ、さまざまな種類があるユリを三本柱に、上伊那は50品目以上の彩り豊かな花々を全国各地へ出荷している一大産地です。
上伊那で生産される代表的な花卉
アルストロメリア
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暑さに弱く、十分な日照が必要な花で、標高が高く晴天率の高い上伊那は栽培適地です。管内では生産者が一丸となって栽培に取り組んでいて、年間1000万本以上を出荷する日本最大の産地として知名度も上がってきています。出荷期間は5月から12月と長く、花色も多彩。開花してからの日持ちが大変良いのも特徴です。
トルコギキョウ
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長野県はトルコギキョウの生産量が日本一。上伊那も主要産地で、年間230万本以上を出荷しています。5月から12月が出荷期で、最盛期は8月から9月。花型は一重と八重で色も多彩、品種は50品種以上が上伊那オリジナルです。オリジナル品種らしく品種名もユニークな名前が多く、さまざまなシーンで需要のある花です。
テッポウユリ
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上伊那の花卉の代表品種のなかで最も栽培の歴史が長いテッポウユリ。夏から秋まで白い筒状の花を咲かせます。上伊那は種から育てて1年で開花するシンテッポウユリの全国有数の産地でもあります。
生産量日本一!上伊那のアルストロメリア
長野県には生産量日本一を誇る花が多くありますが、アルストロメリアもそのひとつ。日本のアルストロメリア生産は、昭和50年代初頭にオランダ視察を契機に苗を導入したのが始まりで、導入初期から全国の生産を常にリードしてきたのが上伊那地域です。
JA上伊那のアルストロメリアは花き市場で常に高いブランド力を維持してきました。生産者のたゆまない努力により、アルストロメリアの最大の特徴である日持ちも向上しました。新品種の導入も積極的に進め、現在は約150品種を栽培、出荷しています。
代表的な品種
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