いもち病発生予察装置(クロップナビ)について
クロップナビは気温・降水量・葉濡れ時間を測定して、葉いもちの感染可能性を予測する装置です。
JA上伊那とNOSAI南信の提供により、上伊那管内の全市町村に9台設置されています。安全・安心な上伊那米の生産をすすめる切り札として、地域ごとのきめ細かい情報を提供しています。内蔵されたコンピューターシステムはBLASTAM(ブラスタム)と呼ばれ、長野県農業試験場で開発されました。
上伊那管内の設置場所
伊那市 | 横山、美篶上原、高遠町山室 |
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駒ヶ根市 | 赤穂 |
辰野町 | 横川 |
箕輪町 | 木下 |
飯島町 | 飯島 |
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南箕輪村 | 塩ノ井 |
中川村 | 横前 |
いもち病発生予察情報のご案内
葉いもちの感染好適条件
①判定日の前5日間の平均気温が20℃~25℃
②葉の濡れ時間が10時間以上で、その時の気温が15℃~25℃
②の範囲で、気温が高いほど濡れ時間は少なくても好適条件となります。逆に気温は低くても濡れ時間が長いと好適条件となります。(25℃を超えると感染しにくくなります)
感染条件を満たす温度と葉の濡れ時間の組み合わせ
気温 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
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濡れ時間 | 17 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 11 | 10 | 10 | 10 | 10 |
感染好適条件の表示
●:感染好適条件
○:準感染好適条件
上記の②の条件は満たされたが①の条件が満たされなかったもの。
濡れ時間と平均気温のうち一方の条件は満たされたが、もう一方の条件が満たされなかったもの。
△:準準感染好適条件
○の内、その日の気温または前5日間の平均気温が18℃未満のもの。
葉いもちは感染後、1週間で発病します!
●(○△)が現れたら圃場の観察を強め、発病を確認したら早期に防除を行いましょう。
また、JAや農業改良普及センターなどへご一報ください。
お問い合わせ
上伊那農業改良普及センター | |
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住所 | 伊那市荒井3497 伊那合同庁舎内 |
TEL | 0265-76-6842 |
FAX | 0265-78-9349 |
kamiina-aec@pref.nagano.lg.jp |