長野県は「ぶなしめじ」「えのきだけ」「なめこ」の生産量が全国一。上伊那では主に法人が中心となって工場で生産されています。食物繊維が豊富で低カロリー、味にくせがないことから、どんな調理方法でもおいしく食べられます。秋になると管内の直売コーナーには松茸をはじめ山のきのこがずらりと並び、多くの人が買い求めます。
国内最高レベルの品質管理で育まれるきのこ
ぶなしめじ
長野県はぶなしめじの人工栽培発祥の地で、日本一の生産量を誇ります。うまみ成分が多く、味も香りも良いきのこで、加熱しても型崩れしません。すぐに料理に使えるよう株元の石突きを落とした「カットしめじ」も販売されています。
えのきだけ
えのきだけは長野県、特に北信の中野市で生産が盛んです。繊維が豊富でシャキシャキとし、ほぐれやすさが特徴です。色が白く傘と柄がしっかりしているものを選びましょう。株元の石突きを落とした「カットえのき」も販売されています。
なめこ
長野県では古くから栽培されているきのこで、ツルんとした口当たりと独特のヌメりが特徴です。スーパー等ではバラで袋詰めされたものが一般的ですが、さまざまな料理に使える株元の石突きがついたままの「株なめこ」も人気があります。
まいたけ
旨みが強く、香りや歯切れも良いきのこです。食物繊維が多く、機能性の面からもさまざまな健康番組で取り上げられています。